津島六宝祭りに参加しました

津島の郷土料理「六宝」を広めるために初開催された津島六宝祭りに参加しました。

六宝は、宇和島鯛めしの元祖とも呼ばれる漁師メシ。鯛やヒラメ、イサキなどの刺し身をあらかじめタレに漬け込み、味をしみ込ませていることが違います。
タレに、酒、みりん、砂糖、しょうゆ、ごま、生卵の6つの材料を使うことから「六宝」になったといわれています。
宇和島鯛めしは、料飲店で出される料理ですが、六宝は、津島町の家庭料理としてそれぞれの家が自慢の味を作っています。
文化庁は全国各地域の伝統食文化を継承することを目指す「100年フード宣言」を実施しています。
津島の六宝は、宇和島鯛めしとともにフード宣言に指定されています。
今回の六宝祭りは、伝統ある料理を次の世代に継承するため地元の8社で結成された津島六宝保存協会が、コロナ禍で2度の延期を乗り越えて開催されたものです。

津島は、六宝のほかにも、ふくめん、獅子文六のてんやわんやにも出てくる「ぼっかけめし」など豊かな郷土料理があります。大切な味を守り継承する取り組みを応援したいと思います。