肱川水系の野村ダムでは、5年前の西日本豪雨時に、緊急放流を行わざるを得ない事態となり、甚大な被害が発生しました。

野村町において、ご家族を亡くされたご遺族の方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。改めて哀悼の誠を捧げますとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。

このたびの改良工事は、豪雨災害の貴重な教訓を踏まえ、ダムの堤体に放流設備を増設し、洪水調整能力を引き上げ、西日本豪雨と同規模の洪水でも、氾濫を防ぐことができます。

野村町の復興は道半ばであり、野村町の皆さんが災害前の生活や生業、そしてまちの賑わいを取り戻せるよう、私も復興支援に取り組んでまいります。

改良工事の安全と、野村町の復興まちづくりが力強く前進することをお祈り申し上げます。