陸上自衛隊松山駐屯地創立69周年記念式典に出席しました。

朝7時に宇和島を出発して松山道を北上し、3月に開通した東温スマートインターチェンジを降りて駐屯地に到着したのが9時30分。スマートチェンジの開通効果を実感しました。

陸上自衛隊松山駐屯地は、県下唯一の自衛隊駐屯地として、愛媛県の防衛・警備を担任いただき、69年の歴史を刻んできました。

歴代の司令はじめ自衛隊関係者のご尽力、また、地元東温市・松山市の皆様のご協力・ご支援に感謝を申し上げます。

6年前の西日本豪雨災害は、被災した道路の開啓をはじめ、給水・給食・入浴支援などに当たっていただき、被災地の大きな支えとなりました。

最近でも、令和4年１月の鳥インフルエンザ発生に伴う西条市への支援、12月の大雪に伴う久万高原町での除雪支援など、被災地支援のために活動いただいています。

さらに先月17日に、愛南町で震度6弱など、県下全域で大きな揺れに見舞われた豊後水道地震では、松山駐屯地はじめ自衛隊の初動対応部隊が、被害情報収集に当たっていただきました。

愛南町や宇和島市からは、自衛隊の哨戒機や哨戒ヘリがいち早く飛来し、警戒にあたっていただき、大変心強かったとの声をいただきました。重ねて感謝申し上げます。

我が国を取り巻く安全保障環境が、戦後かつてなく厳しさを増す中、また、災害が頻発化・激甚化する中、自衛隊に期待される役割はますます大きくなっております。

記念式典では、自衛隊員の皆様が使命感と誇りをもって任務に精励されていることに感謝を申し上げ、私たち一人ひとりが、我が国の平和と安全を守っておられる自衛隊を支えていこう、という思いを一つにしたいと祝辞を述べさせていただきました。

隊員の皆様が、健康に留意され、松山駐屯地の大切な一員としてご活躍されますことをお祈りいたしますとともに、松山駐屯地がこれからも、その使命の完遂に、引き続き邁進されんことを、心より祈念申し上げます。