令和6年 能登半島地震

令和6年元旦が暮れつつあった16時10分、石川県の能登半島で最大震度7の大地震が発生し大津波警報が発令されました。これまでに家屋の倒壊、津波、火災など、極めて深刻な被害が確認されています。 正月休みや帰省でくつろいでいた元旦を襲った大災害に愕然とし、輪島の朝市が燃える映像に胸がつぶれる思いになりました。
お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に、お見舞いを申し上げます。
羽田空港での事故により一時は足止めとなりましたが、何とか3日朝一に上京し、総務省非常災害対策本部で、災害応急対応に当たっています。
人命救助のめどは72時間といわれます。半島部の道路が寸断され、港湾も津波で破壊されている困難な状況の中、救命、救助、救出を第一に、地元消防に緊急消防援助隊が加わり、自衛隊・警察とともに懸命の救命救助活動に当たっていただいています。
また、司令塔となる石川県の現地対策本部に幹部職員を派遣し、特に甚大な被害が生じている輪島市・珠洲市に、石川県勤務経験者を派遣しました。
被災された方々は、厳しい冬場で過酷な生活を余儀なくされています。余震が続き避難が長期化する可能性もある中で、迅速な被災者支援がなにより必要です。
被災者への支援に当たる被災自治体の人材確保・人員確保も至上命題です。
災害対応に経験を積んだ「災害マネジメント総括支援員」を、七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町に派遣しました。
さらに、避難所の運営や罹災証明書の交付などの支援を行う応援職員を、全国の自治体から派遣していただく体制を整えているところです。
中村知事からは、愛媛県からも職員派遣に向け準備をしていると心強いご連絡をいただいています。ありがとうございます。
被災地では厳しい寒さに加え、悪天候も予想されています。被災地への支援に総力を挙げて取り組んでまいります。

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