能登半島地震の発生から2週間が経過しました

能登半島地震の発生から本日15日で2週間が経過しました。

消防では、救急隊が自衛隊ヘリと連携し、孤立集落におられる要保護者の方や、介護老人保健施設の入居者を県外に搬送するなど、救出活動を継続しています。

この週末は愛媛に戻り、県の防災安全統括部と職員派遣について打ち合わせを行いました。

14日は輪島市・珠洲市に派遣される第2陣の職員の出発式に参加して、派遣職員の皆さんを激励させていただきました。

依然として停電、断水が続く中、避難所に身を寄せている被災者は約1万7千人もおられます。
避難所の運営、物資の搬入・仕分けなどを支援するため、自治体職員の応援派遣は、14日までに731名が現地に入って活動しています。

特に被害が甚大な輪島市については、避難所の運営に対して更なる人的支援が必要となっています。

愛媛県に手を挙げていただき、輪島市の支援県として愛媛県から30名規模での派遣を決定しました。

本日15日朝、20名(県8名、八幡浜市・大洲市・松山市・西条市各3名)が出発しました。輪島市ではすでに、宇和島市のトイレカーが避難所で活躍しています。 さらに、過酷な避難生活が長引く中、災害関連死を防ぐためには、県内外にあるホテルや旅館などの2次避難所に移ってもらうことが切迫した課題となっています。 輪島市では、西保地区や鵲巣地区などの孤立集落で避難所生活を行っている方を、加賀市などへ2次避難をしていただくため、愛媛県から経験のある職員を派遣することも本日決定しました。

愛媛県は、中村知事を先頭に県・市町連携で職員を派遣いただき、西日本豪雨災害での支援のご恩返しにと、チーム愛媛で被災者支援に活動していただいており、現地対策本部からは本当に心強いとの声をいただいています。ありがとうございます。

被災地は北陸の寒さに加え、明日からは吹雪が予報されています。衛生状態も悪く感染症の拡大が憂慮されています。被災者のためにやれることはすべてやるという決意で、被災地への人的支援に取り組んでまいります。

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