2023年5月28日(日)海ごみゼロプロジェクトに参加

津島町平井地区の海岸で、海ごみゼロプロジェクトに参加し、海岸清掃作業をしました。
平井地区は由良半島の中間に位置し、リアス式海岸を生かした真珠母貝養殖業が盛んです。しかし近年は、入江に発泡ブイやフロートなどの漁業系のごみだけでなく、ペットボトルなどの家庭ゴミも流れつくようになり、その処理が大きな課題となっていました。
そこで、「宇和海地区漁業幹部協議会」が主催し、日本財団「海と日本プロジェクト」が進めておる海ごみゼロ運動と連携し、郵便局やロータリークラブなど地元ボランティアの皆さん総勢120人で、一斉海ごみ拾いを行いました。
清掃作業をして改めて実感したのは、プラスチックごみの圧倒的な多さです。改めて海洋プラスチックゴミ問題の深刻さを感じました。
清掃作業後は、日本財団の支援をいただいて導入した発泡ブイの減容施設と、養殖用のフロートの破砕施設を見学しました。
これまで産業廃棄物として処理していた発泡ブイやフロートをいかにして再資源化することが課題です。しかし、漁業由来であるがゆえに、塩分や有機物が付着し、リサイクルが格段に難しいのが現状です。
ゴミのないきれいな海は、漁業者のみならず、国民一人ひとりの共通の財産として守っていかなければなりません。海に関心を持つ人を増やし、海の豊かさを守り、海にごみを出さないという取組に参画してまいります。

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