広田第23回自然薯まつり

旧広田村特産の自然薯が格安で販売され、自然薯料理が楽しめる自然薯まつり。
自然薯は日本原産の山芋で、栄養豊富。「山菜の王者」と呼ばれています。
山に自生している自然薯は、地中深くに長く伸びるため、掘るのが大変です。子どものころ、斜面に生えている自然薯をみつけて掘ったものです。
広田の自然薯は、かつては自生していたものを収穫していましたが、いまは畑にパイプを斜めに敷設し、種イモをパイプ内に誘導して、収穫時にパイプごと掘り起こす「斜め農法」で栽培されています。
種イモは、伊予農業高校の生徒さんが品種改良をしたウィルフリーのものを導入しています。 伊予農は、旧広田村時代から20年以上にわたり、育ちの良い種イモを開発。生徒の皆さんには、自然薯即売、自然薯料理のお手伝いもしていただきました。
とろろそば、とろろめしをはじめ、お好み焼きやたこ焼きなど、自然薯料理は多彩です。 また、とろろやせん切りにして冷凍して保存して、必要なときに必要な量だけ割って使うことができます。
広田の自然薯生産者はいま10数人となっています。イノシシの獣害に悩まされている中で、大切な地場産品として守られています。
今年も、雨模様の中にもかかわらずたくさんの自然薯ファンがお越しになりました。栄養満点の広田の自然薯をぜひ味わっていただきたいと思います。

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